2018年の1年間、世界中で3.6億トンのプラスチックが作られた。その約1/2は、使い捨てプラスチックであった。
世界中で捨てられるプラスチックのうち、リサイクルされている量はわずか9%。
私たちが捨てたプラスチックから出た有害化学物質が、土地や地下水に浸透する。また、捨てられたプラスチックは側溝を詰まらせ、砂浜を汚し、農作物を通して再び私たちに戻ってくる。
大量生産、消費、廃棄が当たり前となった現代
「知るだけでは足りない。それを活かさなければならない。
意志があるだけでは足りない。行動を起こさなければならない。」
ブルース・リー
的確な技術の導入とインセンティブ作りで、プラスチック「ごみ」を、地域の発展を支える「資源」に変える。
プラスチックは石油を原料としている。油化装置を導入する事で、廃棄プラスチックを安全に石油などの燃料に変えることができる。プラスチックを処分しつつ、同時に地域に必要なエネルギーを生み出せる。
油化技術の導入により、地域コミュニティが主体となり、プラスチックを自らでリサイクル出来るようになる。プラスチックを燃料に変えることで生じる収益は、自らの地域の更なる発展や、環境保護の資金となる。収益がきちんと地域へ還元されることにより、住民がごみの正しい管理を続けるインセンティブとなる。
プラスチックの燃料化とは、油化装置を使用し、プラスチックを安全に燃料に変える技術です。
アースワイズ・コンサルティングは主にアジア地域を活動拠点としています。住民、自治体、利害関係者と関係を築き、プラスチックごみ問題を減らすための知識、リサイクル技術、インセンティブを提供しています。
プラスチックごみの燃料化により生じた収益は地域へ還元し、住民のエンパワーメントとなる様々なプログラム(教育、福祉など)の資金に変え、地域の更なる発展や、環境保護に繋げることができます。
皆様から頂いたご支援の詳細は、こちらをご覧ください。
一般社団法人アースワイズ・コンサルティングは、住民、自治体、企業を繋ぎ、
プラスチックごみの燃料化を通して持続可能な環境・社会の循環を作ります。
ついに!油化装置を動かして、プラスチックゴミを燃料に変えるためのトレーニングが行われました。7月25日~29日の間、装置メーカーと北スマトラ大学の工学部のチームが大学のキャンパスでトレーニング研修を実施した。
Posted by Yudai Tadaki on August 15, 2022
2019年~2020年アースワイズの初年度は、世界一のカルデラ湖のごみ調査、東京でのインドネシア政府職員向けの本邦研修等、様々な活動を実施しました。
これらの活動が可能となったのは、皆様のご支援があったからこそと実感しています。
2019年~2020年の活動報告をウェブサイトに掲載しましたので、ぜひご覧下さい。
jpn.earthwiseconsulting.org/アースワイズについて/報告書類
Posted by Yudai Tadaki on June 3, 2020
アースワイズでは現在、不要となり捨てられる布からエコバックを製作する活動を進めております。皆様のご自宅等に、ご不要となりました布をお持ちの方は、ぜひ布のご寄付を頂けましたら幸いです。
詳しくはこちら
Posted by Akane Tadaki on May 23, 2020